○東寺
花園駅からJRに乗り京都駅まで行き、京都駅から近鉄に乗り替え東寺駅まで移動し、駅から7分ほど歩いて東寺へ。東寺の5重の塔は新幹線から見えますが、東本願寺&西本願寺と並んで、京都駅から近い東寺に、行くのは今回で初めてです(いつも、行こうと思っていたんですが、ここには来た事はなかったので、ようやく行く事が出来ました)
これで京都にある17の世界遺産は比叡山延暦寺以外は全部行きました(延暦寺は滋賀県なので正確には京都ではないですが・・)
東寺=教王護国寺は、国家鎮護のために平安時代に建立された官寺のひとつで、823年には日本の仏教界のカリスマである空海(弘法大師)に下賜されて真言密教の道場となります。空海は東寺を去った後に、高野山に行き仏教都市を作っています(高野山は、去年久しぶりに行きましたが、圧巻でした!)
1枚目は、歩道橋の上から撮った五重塔。2枚目3枚目は、重文指定されている南大門。4枚目5枚枚目は、南大門をくぐると見えてくる金堂。写真だと伝わりにくいですが、この金堂を見た瞬間に、大きさと建物の凄さに圧倒される!!国宝オーラが凄かったです!!この金堂は、何度も焼失していて現在の金堂は1603年に再建されたもので国宝指定されています。
東寺は無料エリアでも5重の塔、金堂は見えますが、無料エリアだと、東寺に来たら必ず見るべき仏像が見れないので拝観料を払い境内内部へ。1枚目は無料エリアにある食堂。2枚目は講堂です。
写真禁止なので、写真は載せませんが、講堂&金堂に展示されている密教様式の仏像は圧巻です!!特に、講堂に置かれている、立体曼荼羅は、素晴らしいです!!
京都のシンボルでもある、東寺の5重の塔です。上の画像をみてのとおりで、逆光なので、上手く写真撮るのは難しかったです。この五重塔は、4回、焼失していてまして、現在の5重の塔は5代目で、江戸時代(1644年)徳川家光の寄進によって再建された塔で、国宝指定されています。
この塔は、高さ55メートルある日本で一番大きな木造の五重塔になっています。2番目に大きいのが、奈良にある興福寺の5重の塔です。京都の塔で、一番古い塔は、去年行った醍醐寺の五重塔です。日本で国宝指定されている塔は全部で30あるんですが、今まで見た国宝の塔で個人的に、お気に入りは、奈良、室生寺の五重塔、長野県にある、安楽寺の3重の塔です。
ちなみに、見てみたい国宝の塔が2つあって、1つは山形県にある、羽黒山五重塔と、もう一つは山口県にある、瑠璃光寺五重塔
○観智院 (東寺塔頭)
東寺を見た後、東寺の境内のすぐ近くにある、東寺の塔頭である観智院へ移動。東寺と、観智院をセットで見れるチケット(800円)を先ほど買ったので、チケットを見せ観智院へ。ここも凄く楽しみにしていました!!!
入り口の受付のおばさんに聞いたら、部屋の中、部屋の中に展示されている絵は撮影禁止ですが、庭の写真は撮っても言いと説明してくれました。
観智院は室町時代の1359年に、真言宗の学僧・杲宝(ごうほう)によって創建されましたが、何回か焼失していて現在の建物は江戸時代の1605年に再建されていて、客殿は現在国宝に指定されています。塔頭の建物が国宝というのも京都らしいです
ここは江戸時代初期に剣豪・宮本武蔵が「一乗寺下り松の決闘」の後、このお寺に一時身を隠した事でも知られていて、ここには、宮本武蔵が描いた水墨画が展示されています。客殿の隣にある、本堂(重文指定されています)には、重文指定されている像が展示されています。
上の写真を見てのとおり、建物内部も素晴らしいです!!
観智院を見た後、再び、東寺境内に戻り、南大門まで戻り、近鉄東寺駅に向かい。次の目的地となる、京都御所に移動。
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1枚目は、観智院のすぐ近くにある北大門(重文)。2枚目は宝蔵(重文)3枚目は本坊です。東寺には初めて来ましたが、世界遺産に登録されているのも、納得の超ハイクオリテイーの文化財の宝庫となっていまして、期待どおりの素晴らしいお寺で、最高でした!!